車に酔うということは
車の動きが予測しやすいところに座る
車を運転している人が車酔いしにくいというのは、車の動く方向を的確に把握しているからです。
ということは、車酔いしやすい人は運転をすれば酔わない、ということになります。
ドライバーでない場合であれば、運転する人と同じように、動きが予測しやすいところに座れば車酔いを防ぐことができるということです。
乗用車であれば、助手席に座るようにすれば、車の動きを把握しやすいので、車酔いを防ぐのに好都合です。
助手席が難しく、後部座席に座る必要がある場合は、ドライバーの動きが良く見える中央部分がオススメです。
運転する時、右に曲がるときには身体を右に傾ける傾向にありますので、その動きに合わせて動くようにしてみると、車酔いを和らげることができます。
バスなどに乗る場合は
座席数の多いミニバンやワンボックスカーなど、座席数が多い車は車両が後ろに長いため、後方の座席になると、揺れが大きくなります。
コンパスの要領で、軸にあるドライバーの位置から遠くなるほど、大きく弧を描くためです。
車両の長い車に乗車するときは、できるだけ前方の座席に座るようにすると、感じる揺れが少なくて済みます。
バスなどの場合も、前から4から5列目までに座るようにするとよいでしょう。
また、車ではあまりないかもしれませんが、進行方向を向いて座ることは定石です。
進行方向に背を向けて座ると、揺れの予測がしにくくなり、乗り物酔いをしやすい状況になってしまいます。
できるだけ、乗り物の動きに合わせて体重を移動する、など工夫をしてみましょう。