車に乗る前の準備
前日から体調に注意する
旅行の前などは、興奮してなかなか寝付けない、ということもあります。
睡眠不足は車酔いの大敵です。
睡眠が十分とれていなかったり、疲労がたまってしまっていると、自律神経の乱れを引き起こします。
車酔いの原因は、脳の混乱いにょる自律神経の乱れですから、車に乗る前に自律神経が乱れ気味であれば、当然、車酔いも酷くなってしまいます。
乗車時間が長いことが予想されるお出かけの時は、特に、睡眠を十分とって、身体の疲れを癒しておくことが大切なんです。
また、空腹、反対に、食べすぎの状態で乗車するのも避けましょう。
朝早い出発だからと言って朝食を抜いたりせず、しっかり食べておくようにします。
また、乗車中も、空腹にならないように、手軽に取れる軽食を携帯しておくとよいでしょう。
服装にも注意
車の中は狭く、窮屈な思いをすることが多いでしょう。
その上、身に着けているもので身体を締め付けるような状態は、これも、車酔いをしやすい状況を作ってしまいます。
ネクタイやベルト、女性の場合はガードル等身体を締め付ける下着などを身に着けることが習慣となっている方は要注意です。
ロングドライブの際は、こういったものは身に着けない、あるいは、緩めておく、などの対策をとって、できるだけ楽な服装をするようにしましょう。
特に車酔いしやすい方は、心も、身体もリラックスした状態で乗り込めるようにすると、車酔いを防いだり、あるいは和らげる効果が期待できますよ。
また、酔い止め薬もいろいろなタイプが発売されていますから、乗車前に飲んでおくのも効果的です。
症状が起こってしまうのを防ぐ効果はもちろんですが、薬を飲んだことによる安心感も、実は酔い止めに効果を発揮するんです。